(英語で)ひょっこりやってきます [ [1] drop, fall, blow]
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Ogden氏のBasic Englishは「たった16の動詞で日常会話のほとんどできる」としたり、私が編集した「ネイティブが選んだ62動詞」という教材でもおわかりのように、彼らが日常会話で使う動詞は限られています。
日本人の多くが勘違いしています。例えば「上手に日本語を話す」という表現をYou speak Japanese wellといった発想をするのを、彼らはYou are a good speaker of Japaneseと表現します。
これだと、be動詞という動詞の変化さえ覚えていたら簡単です。speak-spoke-spokenを必死に覚えるは大変なことです。
あ るいは、「風邪をひく」はget a coldとも表現できますが、「風邪をひいている」はhave a coldであり、Don't give me a cold.(私に風邪を移さないで)、とかGet over a cold.(風邪を治しなさい)といった表現します。
簡単な動詞ほど使用範囲が広いということをそろそろ認識すべきです。辞書を持ち出して例えばgetの意味は何かと調べるほど無意味なことはありません。言葉というものは「意味ある単位」、つまりフレーズとして身につけなければならないということです。
ちなみに、基本的なget a coldはcatch a coldとも表現しますね。
当研究会の教材は、すべてこの「ひとまとまりの行為・状態論」によって制作しています
[今日の学習]
あなたも所収全所収全2809の文例に約210分のネイティブの音声に、挑戦しませんか?
blowの動詞フレーズ
「雪がしんしん降る」の「しんしんと」、あるいは今回の登場の「ひよっこりやって来る」の「ひょっこりに」
を表す英語の単語はありません.英語表現では、snow hardであり、blow inとなります。
つまり「風で吹かれるように範囲内」、これが英語発想です.
あるいは「海ゆかば」という日本人が忘れてはならない歌がありますが、これを英語に表現するとIf I go away to the sea.となりますが、これは単にIf I go to the sea.ということではありません。
このgo awayと「離脱状態」を表す方位副詞を入れることによって始めて「死に赴く」という意味が込められます.
【POINT】
blowの意味は、「吹きつける」ということで、空気が勢いよく吹きつけることです。この場合、吹きつけるのが空気だから、吹きつけられた対象には位置の移動が起こります。
「吹き飛ぶ」とか「揺れる」といった意味はこのことから生じますが、普通はこの対象が壊れることはありません。
「空気を送る、吹き飛ばす、(サイレン、警笛を、管楽器を鳴らす」、あるいは「ほらを吹く」「ヒューズがとぶ」「パンクする」「自慢する」といった意味にも展開します。
→blowは名詞として使われる場合。「強風、ひと吹きの風」の他に、「(こぶしなどによる)一撃」、「(精神的)打撃けの意味で用いられます。
He gave her a blow. (彼は彼女を殴った)
The news was a great blow to her.
(その知らせは彼女に大きな(精神的)打撃を与えた)
blowは、blow in[into] (8), blow out(8), blow over(6), blow up(10)といったTwo Word Verbsを作ります。今回はその中から以下のものをとりあげました。
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[PART 1] blow in KEY WORD 「範囲内」
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【POINT】
「期待していないときにちょっと立ち寄る、ひょっこり立ち寄る」
つまり「風が舞い込むように範囲内の状態になる」ということです。
それなら「範囲外」を表す outを使うとblow outは「「(火、炎を)吹いて消す」といったことになりますね。
[サクサク瞬間英作トレーニング]
教材には8文例が所収されてます。
(1) ジャックがひょっこりやってきた
blow in
(2) 彼女が昨夜ひょっこり現れました
blow in
(3) 砂ぼこりがすき間から舞い込んだ
* throughは、「貫通」の意味。
blow in
(6) 若い女性が私の事務所にひょっこり現れた
blow into my office
略
[解答]
(1) Jack blew in.
(2) She blew in last night.
(3) Dust blew in through the cracks.
(6) A young woman blew into my office.
より抜粋
サンプル
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
blow in | blowing in | blown in |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
blow(s) in | blew in | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VO感覚(動詞+目的語) | ひょっこりやってくる |
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
She sometimesblows in.
彼女は時々、ひょっこりやってきます
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
She sometimesblew in.
彼女は時々、ひょっこりやってきました
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す]
She will blow in.
彼女は時々、ひょっこりやってくるでしょう
She may blow in.
彼女は時々、ひょっこりやってくるかも
④ ing形動詞フレーズ 「未来の事実・継続的な意味などを表す]
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況] 現在完了形
She has just blown in.
彼女はちょうど、ひょっこりやってきました
簡単にこのような表現展開ができることが,英語脳構築です。
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