私は、1年半位前から英会話スクールに通っています。「映画が字幕なしで見たい、道を聞かれたときにスラスラ答えられたらいいな」位の軽い気持ちで通い始めました。すっかり学生時代のことは忘れており、1からの勉強でした。
徐々に話せるようには、なっているのですが、最初考えていたよりも、あまりにも進歩が遅いのでは?と自分では思っています。
スタッフに聞いても、先生に聞いても(先生は皆外人なので細かい意志の疎通がとれません)、具体的なアドバイスはなく、ただ、ボキャブラリーが足りないの1点ばりです。
それに、レベルアップが遅くないですか?と聞いても、平均的なレベルアップのされかたですので、問題ありませんと言われるだけです。
でも、私が望んでいるのはそんな答えではありません。具体的な勉強方法と確な手応えです。今まで自分で本を買っては覚える、発音はCDを聞いて覚える等して
おりました。でも、丸暗記ですので、応用が効きません。それに丸暗記ばかりですので、ほとほと嫌気がさしてきて、学生時代と同様に英語アレルギーになりそ
うです。
そちらではいろいろな教材を発行されていますが,語彙力増強のために「ネイティブに選んだ62動詞HTML版」を購入します。
オンライン講座はとても励みになります。今後もよろしくお願いします。
岡山 Tさんより
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[今日の学習]
どうして日本人は英語音痴なのか?
私たちと同じ非英語圏の人たちが当たり前のように使っているのは、動詞フレーズを「ひとまとまりの意味を持つもの」としてとらえる発想です。
その動詞フレーズをファンクションフレーズと組み合わせで場面に応じた様々な表現をする,これが世界(国際)水準です。
今回も、3つの非動詞フレーズの内、ing形動詞フレーズをとりあげました。ちなみに3つとは、前回の原形動詞フレーズ、そして今回のもの,後はed形動詞フレーズだけです。
原形動詞フレーズの動詞をing形にすると,簡単に「〜しながら」と形容詞のような働き(補語)となり、「〜しながらのこと」と名詞のような働き(動名詞)となります。
ここで大切なことは,動詞フレーズは「ひとまとまりの継続的な状態」を表すことになる,ということです。
I am getting up early.
I am taking my shoes off.
I am putting my shoes on.
I want to get up early.
ここでは「早く起きること」が「好きだ」ということです。
I like getting up early.
つまり、「テニスが好きだ」とか「野球が好きだ」と言うこともありますが、もっとくわしく「テニスをするのが好きだ」とか「野球をするのが好きだ」と表現したいこともあります。あるいは「早く起きること」という名詞は英語にはありません。
この場合、動詞のフレーズを使わないと表現できない。これが文法で呼ばれる動名詞です。
ただ、教育文法では動名詞を「動詞のing形」としか説明しないことです。これでは英語が話せないし、さらに重要なことは進行形で使われるing形動詞フレーズと形としてはまったく変わらないことです。
ここでも教育文法は,進行形で使われるのは「現在分詞」だとすることです。つまりまったく連携を説明しないから日本人は英語音痴になるということです。
ネイティブの人たちは文法などわからなくても英語を話しています。
彼らは、ing形動詞フレーズを形容詞のように使えば「進行形」,名詞のように使えば「動名詞」ととらえているにすぎません。
世界水準は,原形動詞フレーズをing形動詞フレーズへと変換します。
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study → studying 勉強する
play tennis → playing tennis テニスをする
go dancing → going dancing ダンスに行く
get up early → getting up early 早く起きる
make lunch → making lunch 昼食を作る
eat fish → eating fish 魚(料理)を食べる
drink milk → drinking milk 牛乳を飲む
read the newspaper → reading the newspaper 新聞を読む
get dressed → getting dressed 服を着る
get undressed → getting undressed 服を脱ぐ
watch TV → watching TV テレビを見る
go to school → going to school 学校に行く
work → working 歩く
go shopping → going shopping 買い物に行く
fly to France → flying to France 飛行機でフランスに行く
thank Bill → thanking Bill ビルに感謝する
いわゆる「動名詞」の表現は様々あります。
I like playing tennis.
I don't like playing tennis.
Do you like playing tennis.
Don't you like playing tennis?
I am fond of playing tennis.
I'm not fond playing tennis.
Are you fond of playing tennis?
Aren't you fond of playing tennis?
お気づきだと思いますが,例えばlikeを使う場合,上にあげたすべての動詞フレーズがそのまま当てはまるものではありません。
それは常識で判断してください。
例えば,getting undressedを「好きだ」というのは、草薙さんの趣味かもしれません。でもあれは警察の不当逮捕ですよね。
What is his hobby?
His hobby is getting undressed in the park.
さらにむずかしいことを言えば,日本人はbe動詞系列のing形動詞フレーズに極端に弱いということです。
(1) I am sorry for being late.
遅れてすみません
I am late. → be late → being late
遅れています
※ I don't want to be late.
私は遅れたくない 未来志向
(2) I want to go on being a nurse.
私は看護士を続けたい
I am a nurse. → be a nurse → being a nurse
看護士をしている
※ I want to be a nurse.
私は看護士になりたい 未来志向
(3) I like being here.
私はここにいるのが好きだ
I am here. → be here → being here
ここにいる
※ I want to be here.
私はここにいたい 未来志向
(4) I don't like being mothered.
私は甘やかされるのは嫌だ
I am mothered. → be mothered → being mothered
甘やかされている
※ I don't want to be mothered.
私は甘やかされたくない 未来志向
これらは、日常英会話必須基本16動詞HTML版のbe動詞のフレーズで登場する6つのbe動詞フレーズタイプのものです。
(1) be動詞+形容詞、(2) be動詞+名詞、(3) be動詞+方位副詞、(4) be動詞+~ed形動詞フレーズ(受身形)
この教材で学んだ人たちが簡単にこのような表現ができるのは,土台がきちんと学べるからです。
さて、ファンクションメソッドはファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組み合わせで文を生産するので,自由な会話ができます。
つまり学習時間に応じてファンクションフレーズと動詞フレーズが定着・蓄積していくことになります。これが最も効果的で。効率的な英語・英会話学習法です。
My boss loves being admired by young men.
私の上司は若い男にちやほやされるのが好きだ
次回は最終のed形動詞フレーズについて述べます。
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